大阪万博行った
4月15日火曜日に大阪万博に行ってきた。
朝の紀州路快速は高校生ばかりだった。大阪に近付くにつれてビジネスマンが多くなっていった。西九条から地下鉄に乗りかえるとEXPO staffの札を首から下げた外国人がたくさんいた。外国人ばかりなのになぜかみんなスマホを見たり、目が合ってもなんとなく外を向いたりと、雰囲気だけが日本なのが面白い。
会場には予約より少し早く着いた。荷物検査があるので結構時間がかかり、入れたのは予約より30分ほど過ぎたころだった。


会場内はところどころ植え込みがあって雑草も生えてきていた。タンポポは全部セイヨウだった。中央付近に静けさの森という場所があるが、そんなに森にはなっていない。どうせなら明治神宮みたいなのを作ればよかったかと思う。IR会場になった後も公園にできるし。







11時に英国パビリオンを予約していたのだが着いてみるとシステムエラーで閉鎖されていた。レストランは開いていたので混む前になにか食べることにした。英国人と会話できると思っていたが案内してくれたのは片言の英語を喋るアジア人のおばちゃんだった。2個で9ポンドのアイスクリームは売ってなかった。フィッシュアンドチップスと紅茶を頼んだ。出された紅茶にはミルクが付いていなかった?!フィッシュアンドチップスの方は思っていたよりは美味しかった。味のしない鱈だったが鮮度は良く、衣もさくさくだった。油もそこまで古くなっていない。チップスの方はモスバーガーよりイモの味が薄かった。タルタルソースと緑のペーストが付いていた。緑のものは多分エンドウ豆を潰したものにミントで香りを付けていた。悪くはなかったが組合せが初めてだったせいか、ミントが目立ちすぎていたように思う。

英国パビリオンが復旧するまで他を周ることにした。オーストリアに行ってみたが列が一杯だから時間をおいて来るように言われた。
大根が咲いていた。

二つほど空いてる所を見たがあんまり面白くなかった。
英国に戻ってみると復旧していたので入ることにした。前に英国人の親子が並んでいた。母親が高校生くらいの息子にハグして日本語で「トテモカワイイデス」と言っていた。突然日本語が聞こえてくるとどうしても見てしまう。目が合った。その後もなぜかちらほら日本語が聞こえてきては目が合った。しばらくして父親の方が息子の鞄からチョコ棒を出して母親と息子に配った。自分の分を取ったあとなぜかさらにもう一本取り出してこっちに差し出してきた。話し掛けたいなあと思っていた所だったので受け取ってお礼を言って何を話そうかと考えていたのだが、パビリオンの扉が開いて3人は吸い込まれていった。パビリオンは20人程度のグループで周るようになっていたのだが、丁度僕の前で区切られてしまったのだ。

展示は特に面白くなかった。特定の医薬品会社がお金を出していそうなことは分った。
パビリオンの中にバーがあった。ビールでも飲みたかったが外が寒すぎて冷えていたのであきらめた。
その後は特に予定もなかったので散歩していたらルーマニアパビリオンを見つけた。チェロの先生がルーマニアで修行してきた人なので行ってみたかったのだが、予約のフォームで見つからなかったので来ていないものだと思っていた。予約できないだけみたいだ。
30分ほど並んだ。入口に居たお姉さんがめっちゃ綺麗だった。展示は生演奏と伝統工芸の展示、実演だった。演奏は僕が行ったときはバイオリンだけだったが、椅子と譜面台が4つとピアノもあったので時間によって編成が変わるようだった。伝統工芸の展示のひとつに、ガラスに描かれた宗教画があった。ビザンツからの伝統だと言っていたと思う。絵の具が置いてあったので描かせてもらった。マリアがキリストを抱いている画を模写した。描きながらルーマニアのことを色々教えてもらえたのがとても良かった。女の人が全員綺麗だった。さすが東欧である。レストランもあったが残念ながら閉まっていて食べられなかった。
最後に知りあったルーマニア人とその辺をぶらぶらして帰ってきた。

パビリオンの展示は総じていまいちである。今回行った海外のパビリオンには特に未来っぽいものはなにもなかった。これはある意味期待通りだった。一方でルーマニアでは現地の文化も見れたし現地人との交流もできたのでよかった。他のパビリオンでもこういう交流があればいいのにと思う。国内企業のパビリオンに行けていないので次回はその辺を見たい。